外貨預金の金利と為替手数料のランキング

表彰台

外貨預金を選ぶときは金利だけでなく、為替手数料も重要な要素です。為替手数料で金利が相殺されるからです。金利や為替手数料は銀行ごとに違い、まとめて比較するのは大変です。そこで金利が高く、為替手数料が安いおすすめの銀行をランキング形式で比較しました。銀行はメガバンクと大手のネット銀行に絞っています。外貨預金は預入期間が1年の定期外貨預金で比較しています。

外貨預金の金利は政策金利と連動します。政策金利は各国の中央銀行が決めます。外貨預金を買うタイミングは景気のピーク時で為替が割安の時がよいです。

金利と為替手数料は日々変動し、調査日以降は表と同じにはなりませんが、傾向を把握できます。興味を持った銀行があればウェブサイトにアクセスして、最新の金利と為替手数料を確認する事をおすすめします。

調査日 2019年11月8日

目次

物価を抑制する政策金利

政策金利の推移

2018年12月11日

金利の高いランキング

外貨預金の金利は、キャンペーンや特典がない場合の1万通貨の金利です。

金利の並べ替え方法 通貨名をクリックしてください。低い順、高い順に変わります。
単位:%
会社名ドルユーロポンドドル豪ドルカナダドル
住信SBIネット銀行1.80.0010.40.60.95
新生銀行1.60.0010.10.81.2
ソニー銀行1.350.0010.30.60.765
ジャパンネット銀行1.3050.0010.2050.2350.435
イオン銀行1.20.6
楽天銀行0.80.020.21.2
りそな銀行0.60.0010.10.55
みずほ銀行0.350.020.10.4
三菱UFJ銀行0.10.0010.10.15
三井住友銀行0.10.010.10.15
会社名南アランドトルコリラメキシコペソニュージードル
楽天銀行6.51.5
住信SBIネット銀行5.70.9
ソニー銀行5.50.75
新生銀行570.8
三菱UFJ銀行0.15
みずほ銀行0.4
三井住友銀行0.15
りそな銀行0.55
イオン銀行0.6
ジャパンネット銀行0.215

為替手数料の安いランキング

為替手数料の並べ替え方法 通貨名をクリックしてください。低い順、高い順に変わります。
単位:円
会社名ドルユーロポンドドル豪ドルカナダドル
住信SBIネット銀行0.080.260.560.50.5
ジャパンネット銀行0.10.280.60.60.6
ソニー銀行0.30.30.90.90.9
新生銀行0.30.81.20.81
楽天銀行0.50.50.90.9
イオン銀行0.50.5
みずほ銀行22.885
三井住友銀行22.885
三菱UFJ銀行2384
りそな銀行2385
会社名南アランドトルコリラメキシコペソニュージードル
住信SBIネット銀行0.280.5
ジャパンネット銀行0.30.6
ソニー銀行0.40.9
新生銀行0.520.8
楽天銀行0.60.40.9
イオン銀行0.5
三菱UFJ銀行4
みずほ銀行5.1
三井住友銀行5.1
りそな銀行5.1

おすすめの銀行

おすすめの銀行は住信SBIネット銀行です。住信SBIネット銀行はどの通貨も金利が高く、為替手数料も安いです。住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが株主であるインターネット専業の銀行です。連結業績(2019年3月期)は下記の通りです。

住信SBIネット銀行連結業績(2019年3月期)
経常収益 681億4百万円
経常利益 178億17百万円
経常利益率 26.1%
総資産 5兆5,596億95百万円
純資産 1,069億55百万円
自己資本比率 1.9%
連結自己資本比率(国内基準) 8.14%
預金残高 4兆8,564億38百万円
負債 5兆5,596億95百万円
負債の内、預金残高の占める割合 87.3%

経常収益は売上高と営業外収益の合計で計算されます。経常利益率は利益の質を表します。26.1%の経常利益率はかなり高いです。純資産は経常利益の6倍の金額で貯金はきちんとされています。連結自己資本比率は8.14%で投資と負債のバランスは健全です。預金残高は顧客が住信SBIネット銀行に預けているお金で、住信SBIネット銀行にとっては返済義務のある負債です。負債の内、預金残高の占める割合は87.3%で、低い金利で資金調達できています。住信SBIネット銀行の詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。

外貨預金 住信SBIネット銀行