為替のスプレッドの決まり方

為替のスプレッドとは何でしょうか?スプレッドの変動と固定の違い、会社ごとのスプレッドの違いを説明します。

為替のスプレッドとは

為替のスプレッドは、1通貨当たりの買値と売値の差額です。例えば、ドル円の買値が100.003円、売値が100円の場合、1通貨当たりのスプレッドは0.003円です。1万通貨を取引する場合、0.003円×1万通貨で30円の支払いです。金融機関が提示する為替レートでは、買値をAsk、売値をBidと表記する場合があります。

為替レートと通常スプレッドの表記
為替のスプレッドにはインターバンク市場で注文するコストと、金融機関の手数料が含まれています。インターバンク市場で注文する場合、通常1銭程のコストがかかります。また、信用が低い銀行はスプレッドが広がります。手数料は金融機関が独自に決めています。コストが低い程、手数料を低くできる余地があります。

変動スプレッド

為替のスプレッドは、ボラティリティが高くなると広がります。ボラティリティとは一定期間における価格の変動の大きさをいいます。大きな事件が起きた時は短い時間で価格が大きく動くので、ボラティリティが高くなります。ボラティリティは通貨の種類や取引の時間帯により大きく異なります。取引量が少ない通貨や、取引が少ない時間帯はボラティリティが高くなります。

為替レートと拡大スプレッドの表記

固定スプレッド

スプレッドは変動するものですが、顧客レートでは固定される場合があります。銀行、証券会社などは仲値に手数料を足して、1日の外国為替取引をします。仲値とは、平日の午前9時55分の為替レートを参考に金融機関が決める為替レートです。
FXはスプレッドが「原則固定」です。原則の範囲はSBI FX トレードによると、95%以上です。しかし、95%以上の基準が不明確で、公正な基準を定めることが望まれます。通常はボラティリティが高い時以外は固定スプレッドであり、高いレバレッジの取引でない限り、心配する必要はありません。不安な方は、スプレッド提示率を公表するなど透明性のあるFX会社や、投資家思いのFX会社を選ぶとよいです。

スプレッド配信状況の定期開示にあたり SBI FX トレード

スプレッドの比較

為替のスプレッドは会社によって大きく異なります。スプレッドが狭い会社はFX会社で、ドル円は0.3銭程です。スプレッドが広い会社はメガバンクで、ドル円は2円程です。会社と通貨ペアごとのスプレッドの違いは下記の記事をご覧下さい。

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FX会社のスプレッドが極端に狭いのはなぜでしょうか?その理由はFX会社間の競争が激しいからです。日本のFXのシェアは世界上位です。さらに、FX会社は顧客が多い程コストを削減できるので、顧客争いがより激しいです。FX会社は投資家同士でポジションを相殺し、インターバンク市場への注文を少なくしてコストを削減しています。これをマリー(marry)といいます。マリーの詳細は下記の記事をご覧下さい。

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